決してひとつになりあえないそのままで
話をしている
漸くあなたに 会えたのだから
汚れることのない歌を
サンタマリア 全て正しいさ
どんな日々の過去も未来も間違えさえも
あなたを見つめ あなたに見つめられ
信じることを やめられないように
一緒にいこう あの光の方へ
手をつなごう 意味なんか無くたって
力づよいその手
大きな手
安心する手
一歩一歩確実に前へ
なんてきれいなの
サンタマリア 闇を背負いながら
一緒にいこう あの光の方へ
人と人は分かり合えない、でも分かり合いたいとも思うものだ、でも分かり合えないという事実から目をそらせてはいけない。その上でそうした感情を持った上で、人と人は一緒に歩いて行くものだし、歩いていくしかない。人はそうやって生きていくしかないんだという意思が感じられる曲。曲に意思がある。
米津玄師は、ひとりでやっていくには限界があることを素直に受け止め、周りの人に対して素直な感情の持ち主だったということ。バンドというあこがれに対して、そのままの米津玄師を共感してくれるリアルな人たちとの出会いがあった。曲の産まれた背景には、米津玄師の人を引き寄せる魅力があってこそだというのも大きな要素だろう。
米津玄師の重い決意と力強さの曲。
MVの米津さんの目には、素晴らしい意思がある。インタビューでも語っているように、目にはすごいエネルギーがあると言っている。目を合わせるということは、そのエネルギーを受け止める力が必要なのである。
目にやどる力強さ
目から受け取る想い
目にあらわれるその深い感情
目の奥にひそむ闇
人生のすべてが目にうつっている
白と黒とグレーの色で表現されてもなおその目のエネルギーは色あせない
目の持つその大きなエネルギーを
MV中米津さんの目で表現されている
目だから何回もとりたくなった
目の色も変化している
色が変わるだけでこんなにも感情がかわるのか
そして
目の色が
黒くなったとき
ああ、前を向いている
ああ、米津さんが前に進んでいる
ああ、ありがとう
ついていきます
どうやってもあがいてもはってでもさけんでも弱くてもいいから
前へ前へ
そして
一緒に
すてきな曲をありがとう
素敵なメッセージをありがとう
米津玄師さん生きていてくれてありがとう